『KoLフェローシップ』の実現 -ジェームス文護さんのケース-
今回は齋藤ジェームス文護さんをご紹介します。
ジェームスさんは、前回のブログでご紹介させて頂いた本間さんからのご紹介です。
ジェームスさんは北海道の大学で獣医の免許を取得しており、それを活かして公務員として働いていらっしゃいました。例えば、食肉、畜産に関わる指導や、衛生面の確認といったように、獣医の知識が必要となるような役所の仕事をなさっていました。
その後、山口県の周南市で会社を経営なさるようになり、その際に本間さんに会われたようです。
経営されている事業の業績が良くなった時に暗号通貨を購入されまして、そのうち1つの通貨が大きく伸びることとなりました。
詳細はお伝えできませんが、ある年の納税額が400億円を上回りYahoo!ニュースにも掲載されたそうです。
ジェームスさんは無類のバイク好きで、鈴鹿サーキットで8時間耐久レースが始まった時から毎年観戦しに行っているようです。
それほど好きなこともあり、オートバイレースのチームを作られました。
ただ、チームを作るにも、腕の良いドライバーやメカニックは既にどこかのチームに所属しているので、すぐにチームを作れるものではありません。
しかし、かつてライダーで現在チームディレクターをなさっている中井さんとの出会いがきっかけとなり、人材、資金、タイミングがうまく重なってオートレース宇部レーシングチームが結成されました。
そして、2023年には鈴鹿8時間耐久レースにそのチームで初参戦しました。
ジェームスさんのレーシングチームが2023年に鈴鹿8時間耐久レースに挑戦した様子は以下からご覧いただけます。
ジェームスさんは暖かい人柄で、上記レース観戦に声を掛けて頂いたので、家族で参加させて頂きました。
その時に中井さんやライダーの津田さん、メカニックの伊神さんなどにお会いして、皆さんの人間性とチームワークが素敵だったことから、惹かれていきました。
レースでは、初参戦にして4位入賞でした。3位とは3秒差という僅差でのゴールでした。
通常、鈴鹿の8時間耐久レースでは3人のライダーが交代で走ります。
しかし、テスト走行時にライダーの1人が転倒してしまい、本番ではライダー2人で8時間を乗り切らなければならなくなるというハプニングがありました。
それでも4位に入りました。
大人が真剣に打ち込む姿は、心打たれます。
一方で、人生観を考える中で、振り切った資産ができるとどうなるのか?という興味もあります。
ジェームスさんは趣味と事業を軸に周りの方の事を考え、支援をなさりながらいい人の輪が広がっていて、私もそういう人になりたいなと感じ、学ばせて頂いています。
ジェームスさんのオートバイチームのスポンサーは、パートナーと呼ばれています。
ジェームスさんとしては、こちらでもバイクチームやレースを通じてパートナー同士で繋がって、関わる人が皆うまくいってほしいという想いを持たれています。
『KoLフェローシップ』に対する私たちの想いと通ずるものを感じ、とても興味深いと思いました。
是非直接会って頂きたい方のお一人ですので、可能な方は一度レースに足を運んで頂きまして、私が感じた事を皆さまと共有できると嬉しいです。